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賃貸契約を交わす前に知っておきたいこと

はじめに

これから就職する新社会人さんや引っ越しを考えている方へ、賃貸契約を交わす前に知っておきたいことを記載します。

知っておきたいポイント

1.ネットに掲載されている物件に惑わされない。仲介手数料で選んだ方良い。
2.内見するときは水回りと通路の幅を調べること
3.契約する前に部屋中の写真を撮って気になるところは確認すること
4.契約書の特約に注意すること

1. ネットに掲載されている物件に惑わされない。仲介手数料で選んだ方良い。

ネットに掲載されている物件は、人を呼び込むために掲載している情報が多く、すでに売約済みの物件も多いです。だからと言って問い合わせしても無駄と言いたいわけではなく、自分の中の条件を明確にするためにもネットに掲載されている物件をいくつか選んで順位付けするのは大事だと思います。
ちなみに、大抵の物件はどこの不動産屋さんからもアクセスできるネットワークに掲載されているため、大手の間ではそんなに大きな違いは無いです。
ネットワークに載らないような、地元に根差した不動産屋さんを探していくのも宝探し的な楽しさがありますが、そんなに労力をかけたくないのであれば、2,3のお店を回って大体同じだな、と思った時点で止めた方が楽です。
また、大手の不動産屋さんを選ぶにあたっては、1.仲介手数料、2.トラブル時の対応具合あたりをご検討いただくと良いかと思います。トラブル時の対応は実際になってみないと分からないところはありますが、例えば、自分が決めようとした物件で大家さんと借りた方の間で何かトラブルが無かったか聞いてみて、把握している方はそこそこ信頼ができるのでは、と思います。
(ちなみにそこでトラブルがあった、という大家さんのところでは借りない方が無難です。
 あとあと苦労します)

2.内見するときは水回りと通路の幅を調べること

水道が生きていて、出しても構わないのであれば、一通り水を流してみた方がいいです。
普段はにおいがしなくても、水を流すことでにおいがすることがあります。
また、シャワーの水圧が弱かったりと、住んでから気づくことに早めに気づけるかもしれません。
あとは、通路の幅は測っておいた方がいいです。
住むか決めてからでも遅くは無いですが、あんまりにも狭いと家具が通らないことがあるので、あらかじめ測っておくと、こういう家具を置きたい、と思ったときにすぐに幅を照らし合せて入る、入らないが分かるので、便利です。
最近はスマホのツールで幅が測れるものもあるので、入れておくと便利ですよ。

3.契約する前に部屋中の写真を撮って気になるところは確認すること

さあ、部屋を決めたし、契約しよう!という前に、部屋の写真を撮っておいた方がいいです。
理由は、1.既存の傷を明確にする、2.内見では気づかなかったことに気づくことがある、です。
傷については、すぐに大家さんに報告して補修してもらうのか、あとあと自分が退去するときに対象外にするのか、きっちり決めておくべきです。また、写真を見ていると、内見の時には気づかなかったことに気づくこともあります。例えば、コンセントの位置や数、電灯のスイッチの位置など、後からどうだったっけ、と思うようなことを写真で確認できます。

4.契約書の特約に注意すること

最後に、契約書の特約に記載している内容についてです。
主に退去時の費用負担についてと更新料、保険料について確認すべきです。
退去時の費用負担については、昔から借りる人が圧倒的に弱い内容になっています。
本来、貸す方が負担すべきことをしれっと借りる方に負担させていることが結構あります。
例えば、退去時のカギの交換、通常損耗分の原状回復費用なんかが該当します。

こういった内容は、不動産契約でのトラブルのもとになっており、ガイドラインも公開されています。
特約として記載されている契約書については一度大家さんと相談して、外してもらった方がいいです。
もし気づかずに契約してしまった場合でも無効になる可能性がありますので、判例を探し、大家さんと話してみるのも手です。
敷金として向こうがすでに手にしているお金になっているので、返金してもらうのは難しいかもしれませんが、理不尽に追加請求された場合などはガイドラインや判例を盾に戦うこともアリだと思います。
ただし、上記に対して、明確に金額を提示されているような特約の場合、有効になる判例がありますので、ご注意ください。(あなたは金額を知ったうえで契約したんでしょ、と考えられるため)

終わりに

これから新生活を始める新社会人の方が、気分良く新生活のスタートをきれるように、今回のお話が参考になれば幸いです。