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保険について考える 2/3 医療費には上限がある

前回は保険に入る前に労働組合が共済を提供していないか、確認してほしいことをお話ししました。
(前回のお話はこちら

今回は、保険に入る前に知っておきたいことの第2弾、医療費の上限と健保についてお話します。

医療費の上限ですが、皆さんは知っていますか?
かかった医療の3分の1が実費なのは何となく知っているかと思いますが、
じゃあ90万円かかったら30万支払わないといけないのかというと実は違います。

医療費には実は自己負担の上限が設定されており、一番低い人で35,400円、一番高い人で 252,600円+(総医療費-842,000円)×1%になります。総医療費は実費請求前の10割の金額になります。
上限額は標準報酬月額(ざっくりいうと4月から6月までにもらった給料の平均)によって変わります。
大体の新入社員の方は57,600円または 80,100円+(総医療費-267,000円)×1%になるかと思います。
詳しくはこちらの健康保険組合さんのHPに書かれています。

これだけでも自分が必要な医療費の参考になりますが、さらに確認してほしいのが、自分が加入している健康保険で、高額医療費に対する付加給付があるかどうかです。
付加給付がある場合、上限額はさらに抑えられます。
例えば、NTT健康保険組合さんであれば付加給付があるため、実質の負担は25,000円くらいが上限のようです。

つまり、病院のベッド代、食事代等を抜いた、診療費やお薬代で言うと、健康保険組合によっては25,000円の支払いを想定しておけば、あとは上記の25,000円からさらにかかる、ベッド代なんかを保険で賄うように考えておけばいいんだ、と分かります。

ただ、入院する場合は有給休暇ではなく、病欠扱いとして、健康保険の傷病手当金による給料の3分の2程度の収入になるので、それも考慮が必要です。

独身なら一人が生きていける分とすると、貯金と組合の共済だけでも大丈夫かもしれません。
家庭がある、ローンがある、など、支出が多い場合にはそれらを賄える程度には保険に入っていた方がいいかもしれません。

以上を踏まえて、保険はどう選んだらいいの?と疑問に思った方は、ぜひこちらも読んでみてください!