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働き方改革の本質と今からすべきこと

はじめに

今回は働き方改革を別な視点で見たときに見えてくる本質についてと、それを踏まえて就業者が今からできることは何かを書きたいと思います。

働き方改革は働かせ方改革

働き方改革とは、言ってみれば就業者目線での表現ですが、それを使っているのは、主に雇用主です。
就業者が、自分たちにとっていいものだと思えるように、就業者目線で使っている言葉と思います。

じゃあ、雇用主目線だとどういう表現になるのか、というのが、働かせ方改革、だと思います。
言い方だけの違いであって、そんなに違う?と思われるかもしれませんが、働かせ改革と考えないと会社がどうしたいのか、どういう方向に進みたいのかが見えないんじゃないかな、と思います。

、というと、労働環境の改善、RPAによる事務作業の削減や効率化、それに伴う残業時間の削減なんかが思い浮かぶと思います。こうやってみると良いことづくめみたいですね。
でも、働かせ方改革、という見方をするとちょっと変わります。
もっとも重要な違いは、その施策の目的です。
働き方改革というと、上記のように、残業時間の削減によって過労死を抑止したり、健康的な生活が過ごせるように、という、就業者にすごくメリットがある感じですが、働かせ改革の目的は違います。

働かせ方改革の目的は、キレイなところでは「生産性の向上」「創造性の高い業務への集中」、それによる「就業者(ひいては企業)の価値向上」ですが、もう一つ、コスト削減があると思います。

事務作業をRPA化する、これだけだとコストカットになりません。
むしろコストが増えます。
RPAに使うツールの購入だったり、それを習熟し、運用できる人材の育成などです。
良い面を考えれば、その事務作業をしていた人をより価値の高い仕事に転換できればWin-Winですが、もしその人が事務作業しかできない人だとしたら、退職になるか、より簡易な仕事への転換になるかもしれません。
そうすると、給料は下がるでしょう。
自分の仕事が楽になるはずが、別な仕事に振られるし、給料まで下がってしまいます。
そこまで極端ではなくても、残業が必要なくなり、給料が減る可能性があります。
(残業が無くなるんだから良いことじゃないか、という人もいるでしょうが、残業代をベースに家計を考慮している人も当然ながらいます。そういった人たちは仕事が減るのではなく、給料が減るととらえるのでは?と思います)

これまである程度、事務作業に時間をとれている、と言っていた人は、事務作業を取り上げられ、強制的に価値を上げざるを得なくなります。
難しい仕事や生産性、その人ならではの価値の提供を求められることになるかもしれません。

働き方改革が進んだ世界で生き残るために

自分の価値を高めましょう。
これに尽きます。
そのために大事なのは、頑張れるときに頑張ること、だと思います。

人間なので、いつも本気でなんてできません。
時にはさぼりたいし、力も抜きたい。

全然問題ないです。
むしろ当たり前です。

だから、頑張れるときに頑張りましょう。
できる、と思ったときはとことんやりましょう。
そして、できればそれは目の前のことだけではなく、先を見通して、そして頑張りましょう。
これが役に立つ日が来る、今のうちにできるようになっていれば後が楽になる、そう思えるものにもっともっと時間をかけましょう。

今だけ頑張ればいい、ではなく、後から楽をするために頑張る、そういう意識が大事だと思います。
そうすると自然とできることが増え、あなたの価値は上がっていくと思います。