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やる気を無くす、アットホームな職場に騙されない!ダメな職場の条件と見極め方。

はじめに

職場は配属されないと本当の姿は見えてきません。
また、新卒の人は初めての職場が、世の中の代表のように勘違いしてしまうことは良くあります。
特に厄介なのが、一見和やかで楽しそうなアットホームな職場です。

人間関係がギスギスしていたり、やたら周りに敵意を振りまくような人がいる職場も当たり前にダメですが、そういった職場はまだ”ダメ”だと気づけますが、アットホームな職場は本質的なダメさに気づきづらいです。

なぜアットホームな職場がダメなのか?

アットホームな職場全体がダメだというわけではなく、アットホームな雰囲気に惑わされて本質が見えなくなることが怖いのです。

どういうことかというと、会社である以上、まずは利益を出すことが目的です。
社会貢献は、会社の存続が危ぶまれない程度に利益を上げている会社が、初めて掲げられる御旗であり、それを掲げられる会社は日本でもそう多くはないと思います。

そして、利益を上げるということは非常に厳しいことです。
和やかさや楽しさといったキレイごとだけでは実現できません。
従業員それぞれが会社の目標を理解し、自己の目標に落とし込み、その目標を達成するための努力が必要です。

そういった厳しさが無い職場はアットホームに見えますし、居心地が良いですが、自身の成長も見込めませんし、自分がいくら頑張っても評価されず、モチベーションが下がっていくでしょう。
そんな環境でやる気が出るわけがありません。

それだけならまだしも、利益が上げられない職場はいずれ解体されます。
ちゃんとした会社であれば、放置しません。
放置する会社なら遅かれ早かれ、つぶれます。

だから、アットホームな雰囲気に騙されず、居心地の良さではなく、達成感が得られる職場を選ぶべきです。

良い職場とダメな職場の

本当の意味で良い職場と、一見すると良さそうだけどダメな職場では何が違うのでしょうか。

まずは目標設定とそれに対する達成への評価がブレないこと。

これが組織で活動する上での根本です。
個々の目標が組織の目標に沿っているか、そしてその目標に対する功績を正しく評価できているか、が明確になっていない組織は信頼できない組織です。

次に、経営数値を理解していること。

全員が理解しているのが理想ですが、誰も理解していないのは論外です。
部や課といったグループをまとめる上司が、きちんと状況を理解し、3年後、5年後といった中期的な目線をもっていない職場は危険です。
ある日突然、とまでは言わなくても、来月から別な部署に異動、とか、職場ごと転籍、といったことが起こりえます。

最低限、上記の二つはクリアされているべきです。

あともう1点だけ加えるなら、あなたが5年後になりたい先輩や10年後になっていたい上司がいるかどうかです。
多少美化しても良いです。

その人が5年後、10年後のあなたの姿であり、今目標としているの基準です。

なりたいと思える人がいる職場は良い職場です。
ぜひそういう風になれるように頑張ってください。
具体的にどうしたらいいのか分からない人は、そのために必要な、学習は何かを考えてみましょう。

なかでも、一番大事なのは体験です。
経験に勝るものはありません。
今、できないことをやってみる、それが自分に対して一番のになります。

おわりに

職場の雰囲気は、いろいろありますが、和やかな職場、アットホームなだけの職場が良いのは、アルバイトまでです。
組織自体の成長や、自分のの先が見えないような職場は早めに見切りをつけましょう。

20代の時間は吸収も良く、たくさん失敗できる本当に貴重な時間です。
その時間を緩く終わらせてしまうのは本当にもったいないです。

ぜひ、自分が成長できる職場を見つけ、早いうちにキャリアプランを見定めましょう。

エクスファルマ
かいご畑